WordPressのサイトでmeta description(メタディスクリプション)をプラグインやテーマで管理している方は多いと思います。
プラグインやテーマを変えたい場合、1記事1記事修正していくのはとても大変です。
それが一瞬で終わる方法をご紹介いたします。
この方法はテーマやプラグインを別に移行したい場合に大変有効です。
WP SiteManagerからYoast SEOに移行
今までWP SiteManagerでmeta description(メタディスクリプション)を管理していました。
JINテーマにもデフォルトでmeta description(メタディスクリプション)機能があるのですが、私の場合はSEO周りは全てYoast SEOに任せることにしたので、カスタムフィールドのキー名を一括変更することになりました。
データーベースで一括変更
私の場合はローカル環境で試してから変更したので、もしデータベースに一括変更しようと思っている方は、いきなりやって失敗するとデータが飛ぶ可能性があるので、バックアップを取ってからやってくださいね。
WP-DBManagerをインストールして、有効にしてください。
管理画面の左メニューに【Databese】が表示されているので、そのサブメニューに【Run SQL Query】のページをクリックしてください。
WP-DBManagerを使うとデータベースを直接触れてしまうので便利なんです。
キー名を一括変更するSQL
基本の型は下記になります。
変更したいキー名と変更前のキー名を事前に知っておかなければなりません。
UPDATE `wp_postmeta` SET `meta_key` = '変更したいキー名' WHERE `meta_key` = '変更前のキー名';
WP SiteManagerのカスタムフィールドのメタキーワードとメタディスクリプションのキー名
- _keywords
- _description
JINテーマのカスタムフィールドのメタキーワードとメタディスクリプションのキー名
- メタキーワード:jin_keyword
- メタディスクリプション:post_desc
Yoast SEOのメタキーワードとメタディスクリプションのキー名
Yoast SEOはメタディスクリプションしか対応していません。
メタキーワードは重要性が薄れたとして、機能が撤廃されました。
- _yoast_wpseo_metadesc
例文
JINテーマのメタディスクリプションからYoast SEOにディスクリプションデータを移したい場合は下記になります。
UPDATE `wp_postmeta` SET `meta_key` = '_yoast_wpseo_metadesc' WHERE `meta_key` = 'post_desc';
データベースで修正が終わったら…
WP-DBManagerは削除しておきましょう。
データベースをいじれるプラグインは便利なのですが、諸刃の刃でもあります。
セキュリティリスクを下げるためにも、使う時だけインストール、使った後はアンインストールが安心です。
まとめ
本来ならユーザーがテーマの着せ替えがしやすいように、テーマはテーマの機能のみにして、付随する機能はプラグインにした方が良いのです。
テーマにあまり機能を盛り込みすぎると、ユーザーによっては使わない機能があるのに、それが足かせとなってサイトが重い原因になってしまいます。
全てテーマに依存させてしまうと、テーマ移行時が大変なデメリットもあります。
私はSEO機能はYoast SEOに任せることにしました。
自分で作ってプラグイン化しても良いのですが、やはりSEOの世界は情報が新しくなりやすいので、自分で追うより専門プラグインに対応してもらうのが一番ラクです。
SEO専門のプラグインは機能が豊富というより、上質と言っていいかもしれません。
開発者にもカスタマイズしやすいフィルターが用意されており、細かいところまで手が届くので大変重宝しています。