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GutenbergはClassic Editor(クラッシックエディター)を超えられるのか?

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WordPress 5.0 がリリースされるにあたって何度か延期されるという事態となっており、また実際に Gutenberg には書いた記事が消えるというバクも残っていたので、先行き不安でした。

これ年内リリースは無理なんじゃないかと。

それが、WordPress 5.0 がいよいよリリースということになりました。

目次

Gutenbergのカスタムブロック開発をしてみて

クラッシックエディターの開発サポートが2020年までと公式サイトで公表されてから、早めに Gutenberg に乗り換えなくてはいけないと思い、実際に Docker をインストールし、Gutenberg のカスタムブロックを作る開発環境を整えました。

カスタムブロックを開発して思うのは、公式サイトの Handbook も未だ情報が不十分であるのと、初めて React を触るのもあって、本体ソースや海外サイト、Gutenberg の関連プラグインのソースを見ながら手探りで作る状態でした。

ライターさんには Gutenberg は不向き?

挙動を確認しながらカスタムブロックを作成するコツは分かったのですが、

これ、Gutenberg で文章を書くのに一々ブロックを選択して書かなければならないのか?

と感じました。

確かにソースを書きたくない、わからない人にとっては直感的に使えるようにはなっています。

ただ、文章を書く人が、文書構造を理解して一々ブロックを作って書くのかのは煩わしいのではないか?と思いました。

Gutenberg では、文書構造をブロックで組み立てながら書くことになるので、ブロックを作りながら文章を書くことになります。

文章を書く人の中には、文章を書いてから装飾するタイプと、装飾しながら文章を書く人がいると思いますが、

文章を書くのに集中してから後で装飾したいという人にとっては Gutenberg は不向きだと感じました。

文章を書きながら、ブロックを作成して書いていくと、きっと書く文章を忘れてしまうと思うんですよね。

まだ触ったばかりなので、感じるのは人それぞれですが、私は投稿を半自動化していて、投稿をほぼアプリで書いているので、疑問が生じています?

1番致命的なバクが残っていた

11月の時点で、Gutenberg で記事を書いている時に、オートセーブ前にコードエディターに切り替えると、保存されていない内容が消えてしまうバグと、マルチバイト関係の日本語のバグが残っていました。

文字を入力すると、直前の内容が連続して入力されるというバクです。

コピペぺぺぺみたいな??

地味にストレスかかるバクですね。

これはとてもじゃないけれど、このままの状態でのリリースは無理があると感じたのにリリースとなりました。

※現在は、修正されてる模様…?

まとめ

Gutenberg を使用する場合は、Evernote などに一旦下書きをしてから、Gutenberg に入力した方が良いでしょう。

もしくはリリース後にある程度バグが修正されるまで Classic Editor(クラッシックエディター)を使用するのも手です。

私も念のため全てのブログにクラッシックエディターをインストールし、有効にしておきました。

新しいエディターである Gutenberg は、WordPress の公式サイトで試すことが出来るので、自分のブログに WordPress 5.0 をインストールする前に試してみましょう。

今回の Gutenberg が開発されるにあたって、海外では今まで WordPress に貢献している人たちが Gutenberg を推し勧める人たちと揉めに揉めて WordPress と仲違いしてしまった経緯もありました。

果たして、今まで貢献してきた人たちの意見を蔑ろにしてまで Gutenberg を推し進めることに意味はあったのか?

もう少しやり方があったと思うのですが、このような経緯を見ていると Gutenberg がリリースされるのは複雑な気持ちです。

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この記事を書いた人

WordPress1X歴のテーマ開発者がWordPressの有料テーマを購入したのがキッカケで、WordPressのカスタマイズTipsを纏めています。

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